日本人は一度も平和憲法を守ったことがない ― 武田邦彦さん
そういうことだと思いますね。
「日本人は一度も平和憲法を守ったことがない」。
さきほどふと思うことがあって、武田邦彦さんってブログとかしているのかなと検索してみたん
ですね。サイトが出ましたが、ホームページと兼ねているのかな。
簡潔に練られた良いデザインのページです。
「ホタルの飛翔」と題されたささやかな写真が、
知識人や学者らに想像するサイトらしくなく、意外でした。
とっぱしの記事、
日本の四本柱(1本目) 平和憲法を守ったことはなかった
http://takedanet.com/archives/1033428501.html
サイトを確認するだけのつもりだったので、さっと読んでみました。
というのもタイトルの言葉のレトリックが気にとまったのです。
音声も付いていますが、読むほうが速いですからね。
ところが言葉のレトリックではありませんでした。
まっすぐそのもの、正解でした。
おどろきました。
日本人は一度も平和憲法を守ったことがない。
ある種、目からうろこのような。
クルリと回転して論理を包み込んでいる。
趣旨自体はべつに真新しいことではない。
私の言葉でいうと、ポンと遠くにある結論をいうと、戦後日本人は「平和」を知らない。
だから戦争を理解できない。
先日、小川和久さんについての記事の中で言っているのと繋がっていますね。
あるいは上質の言葉のレトリック、ともいえますね。
( どっちやねん、笑 )
だからまっすぐそのもの。
又平易に砕かれた文章にも感心しました。
ふつうの知識人や学者ならゴテゴテと硬い文章に飾られていそうなもんだけど。
これなら誰が読んでも解る。
いやでも理解せざるを得ない論理が託されている。
私が人の見解や記事を薦めることなどはまあないことですが、
なにはともあれ、このブログに挙げておきます。
ぜひ一読お薦め。
先ごろ、集団的自衛権を違憲とする東大の憲法学者ら大勢が、マスコミで声を挙げていましたね。
バカじゃないかと、私などは思っていました。
このブログ開始の頃の記事にも書いていますね。
彼らはお花畑の被膜の内側で、言葉に囚われ、その言葉を憲法だと錯覚している。
憲法の大元、趣旨は何か。
その観念論的視野が欠けている。
つまり、彼らは「言葉」をすらわかっていないということ。
そんな程度。