<勉強会問題>報道規制の真偽
昨夜 27 日のヤフーニュース、
「<勉強会問題>自民、火消しに躍起 3氏が出演辞退」(毎日新聞・21時57分配信)
というのがある。
記事の書き出しは
「自民党若手議員の勉強会『文化芸術懇話会』で出た報道機関への圧力を求める発言が、波紋を
広げ続けている」。
既にここで恣意、歪曲が施されています。
これは一例で、
戦後日本の大手メディアはいつも何事も、こういう手法でやってきた。
書き出しの一部を変換して次のような文面にしたら、どうだろうか。
「自民党若手議員の勉強会『文化芸術懇話会』で出た報道機関への偏向報道、捏造等をしないよう求める発言」。
そうすれば「波紋を広げ続けている」矛先も現況の安倍政権とは反対の方向になっていく。
面白いですね。
「偏向報道、捏造等をしないよう求める」。
これが実体、発言の趣旨だったと思いますよ。
現実の事象の文脈をみれば分かること。
上記と別のニュースの中で、
「マスコミを懲らしめる」。
その方策の提案の一つとして、
「広告料収入がなくなることが一番」とか、
「テレビの提供スポンサーにならないということが一番こたえる」、
という意見があっただけのことで、
だいいち、この会合というのは非公開の仲間内だけの会合なんですね。
まあざっくばらんな意見交換の場。
その様子を、ドアの外から耳を押し当てて盗み聞きしていた新聞記者らが大げさな報道に走った。
反日左翼体質のすることは汚い。
ちょっとふつうの日本人の感覚ならしないような行動態様です、これもいつも何事もだけど。
折しも安保法制・集団的自衛権の議論が揺れている時局、
まあ自民党はうまくチャチャを入れられた形でしょう。
谷垣さんら自民党幹部がそろって発言を戒めているのは、
要するに、早い話が、国民の「票」の減退を恐れているため。
大手メディアの作文報道に乗せられて、言論弾圧だの規制だの騒いでいる国民大衆から「票」を
もらわなければ元も子もないのだから。
ここはまずは無難に嵐をやり過ごすしかない、というわけでしょう。
まあ私などはそういう自民党幹部の姿勢、どうかと思いますけどね。
左巻きメディアの前提作り、作文の罠に屈してしまっている。
それとも、負けて勝つ、んですか?(笑)
記事には、
「懇話会に出た議員たちは、おわびや釈明に追われた」とある。
「懇話会代表で党青年局長を更迭された木原稔氏(熊本1区)は27日、地元での会合で、支持者に『私の本意に反して国会運営に多大な迷惑をかけたことを申し訳なく思っている』と陳謝。会合後、取材に『処分は全面的に受け止める』とした。
『(圧力を加えるには)広告収入をなくすのとスポンサーにならないことだ』などと発言した井上貴博氏(福岡1区、厳重注意)は26日、『私の発言が誤解を招いたとすれば申し訳なく思っている』と、おわびのコメントを発表した。
長尾敬氏(比例近畿、同)は26日、ネット上で『沖縄の二大メディアには偏向的な記事が極端に多い。報道の自由を盾に、ノリを越えたあり方は激しい疑問符をうたざるを得ない』と改めて持論を展開したが、27日にネット上で陳謝した。
大西英男氏(東京16区、同)は26日、ホームページ上で『一部の新聞が報道したようなマスコミを規制することを目的に開かれた会合では決してない』などと釈明した」。
例えば長尾さん、
「偏向的な記事が極端に多い。報道の自由を盾に、ノリを越えたあり方」
と正しく言っておきながら、
翌日には「ネット上で陳謝した」。
どうせ非難轟々の声がネット上に寄せられたのでしょう。
マスコミの作文も読み解けないネット上の思い込み、愚昧な反応も「票」ですからね。
大手メディアの繰術。
政府の保身。
どっちもどっち。
戦後長きに亙って言論制圧、報道規制をしてきたのはマスコミの方。
在日朝鮮、創価学会などの勢力。
国会議員の中にもそれに与する者が大勢いる。
日本国民はその害悪を知らずに蒙ってきた。
まあ日本は平和なんだろう、みんなで仲良く遊んでいられたんだから。
私は右とか左とかを言っているのではない。
言論規制、言論弾圧は絶対にあってはならない。
今回の問題発言云々は仔細な一例に過ぎない
近年ようやく、国民はマスコミの偏向体質に気づき始めている。
にも拘わらず、個別単案のニュース報道についてはいとも簡単に、
作文の詐術に騙されてしまう。